

梅雨時期の庭のお手入れの仕方

梅雨の時期にふと庭を見ると、芝生や植木の枝葉が伸び、雑草が大量に生えていることに気づき、芝刈り・間伐・雑草取りをしなければと思う人は多いです。しかし、梅雨の時期にこれらの作業を行なう場合、避けるべき行為というものが存在します。
晴れ間を逃さないことが大事!
梅雨のシーズンである6月に差し掛かると、芝生を始めとした庭の植物は一気に成長します。しかし、雨の降る日だと芝刈りを始めとした庭のお手入れはしないほうが良いです。行なう場合は梅雨の合間の晴れる日を狙い、一気に行ないましょう。
芝刈りの方法について
芝が4センチほどの長さになった場合、半分の長さまで芝刈りをすることによって庭の景観はきれいになります。庭の範囲が広いときは芝刈り機を使用したほうが効率的に芝刈りを行なえます。芝刈り機を使う場合、一番処理が難しいのは芝生の端の部分です。手作業でやるのが確実ですが、ハンディバリカンを使用すると素早く刈れます。なお、芝刈り後の刈りカスは綺麗に取り除かないと堆積してサッチ層という層になり、雑草や害虫が発生しやすくなってしまいます。
梅雨時期のお手入れは適切な水やりがポイント
梅雨の時期にお庭の手入れをする場合、雨上がりには水たまりができてぬかるんでいることが多いです。この水たまりを減らすために排水を行なうのは非常に重要であり、芝生をきちんと養生させることで水はけが格段に良くなります。
草取りと石拾いをする
芝生を養生するためには、まず手始めに草取りと石の除去を行ないます。大きな石は芝生の成長を妨げる他、芝刈り時に芝刈り機の刃を傷めてしまいます。草取りは芝刈り機で刈っても根っこが残るので、手作業で取り除きましょう。
床土を作る
芝生を養生するための床土ですが、水はけを良くするためには砂の多い床土にすることが好ましいです。粘土質の床土だと水を吸わないため、水たまりができてしまうのです。また、水たまりは芝生を枯れさせたり、病気にさせたりといったリスクが発生します。
土壌の酸度を調整する
芝生をきちんと育て、密生させることで雑草の発生リスクを抑えることができます。芝生を密生させるためには芝刈りも重要ですが、土の酸度も重要です。芝生は弱酸性~中性の地面だと成長しやすくなります。
肥料を入れる
土によっては栄養が少なく、芝生が成長しにくい環境の場合もあります。堆肥や土壌改良材を加えて栄養たっぷりの土にしましょう。なお、土に栄養があるかどうかは判別しにくいため、最初は少量だけ追加し、イマイチ成長しない場合は追加しましょう。
プロの職人に依頼するのがおすすめ
様々なお手入れをしてくれる
- 芝刈り・草取り
- 業者が行なう芝刈りや雑草取りは、効率的に行なうので晴れた日に一日で全てを終えてくれます。他にも、芝生の張替えや斜面になっている場所など芝刈りがしづらい場所でも綺麗に仕上げてくれます。
- 間伐
- 梅雨明けの樹木というのは雨が降った分水を吸い上げているので著しく成長します。そうなると、水分が多量に含まれているので非常に重く、個人で間伐を行なうのは難しいです。業者に依頼することで水を大量に吸った木でも難なく間伐を行なってくれます。
- 剪定
- 剪定は、伸びた木の余計に生えた枝葉を切り取り、全体の形を整えることです。初心者が行なうと必要な枝を剪定してしまうリスクがあるため、業者に作業をおまかせしましょう。
プロの職人さんにおまかせすることで、芝刈り・間伐・雑草取りの作業は綺麗に行なってくれます。梅雨時は雨でぬかるみ作業が難しくなることが多いので、自分で行なうよりも業者におまかせしたほうが結果的に良くなります。